本年度の国際交流事業は、「ヘルシースクール」のテーマで視察・交流を行いました。ヘルシースクールをテーマとするシンポジウムや視察を行い、各国のベストプラクティスを学ぶとともに、児童・生徒をはじめ教職員、行政担当者、専門家、地域の人々との交流を通して相互理解を育みました。
●国際交流プログラムの概要
テーマ:ヘルシースクール
実施期間:2017年10月16日~10月21日
視察先:千葉県市川市、愛知県大府市、愛知県尾張旭市ほか
主催:認定NPO法人健康都市活動支援機構
共催:健康都市連合、健康都市連合日本支部、千葉県市川市、愛知県尾張旭市、同県大府市
協力:山崎製パン株式会社
助成:国際交流基金アジアセンター
招聘者:カンボジア(プノンペン市)、シンガポール、ベトナム(フエ市)、フィリピン(タガイタイ市、マリキナ市)、マレーシア(クチン市)からの専門家や実務者11名
シンポジウム
ヘルシースクールとは、教育(学校教育活動)と健康(学校保健活動・心身の健康づくり)を融合させた健康都市のセティング(具体的な場)アプローチを示します。健康都市の推進には幼少年期での学習と体験が不可欠であることが各国の共通認識で、それぞれの施策に基づき、学校と地域が協力してヘルシースクールに取り組んでいます。本シンポジウムでは、日本、カンボジア(プノンペン市)、シンガポール、ベトナム(フエ市)、フィリピン(タガイタイ市、マリキナ市)、マレーシア(クチン市)から専門家や実務者をお招きし、各国の経緯と現状、成果、課題について報告いただきました。
●シンポジウムの概要
会場:お茶の水医学会館9階大会議室
日時:2017年10月16日(月)13:00~16:45
参加者:約50名
参加費用:無料
プログラム(逐次通訳付き)
主催者挨拶
WHOのヘルシースクール(健康都市連合中村桂子事務局長)
日本のヘルシースクール(和洋女子大学家政学群健康栄養学類藤澤由美子教授)
各国からの報告(15分発表、5分質疑応答)
カンボジア(プノンペン特別市)
シンガポール
フィリピン(タガイタイ市)
フィリピン(マリキナ市)
ベトナム(フエ市)
マレーシア(北クチン市)
まとめ(健康都市連合中村桂子事務局長)
シンポジウムのビジュアル報告
●主なスライド
●主なスライド
●主なスライド
●主なスライド
●主なスライド
視察のビジュアル報告
●愛知県大府市
●愛知県尾張旭市
●千葉県市川市
文化体験
●花育(苔玉づくり体験)
花育の一環として苔玉づくりを体験しました。講師は石戸明一(いしどあきひと)氏。埼玉県川口市にて「緑花星」主宰代表する花育アドバイザーです。苔玉(草玉)とは盆栽の「根洗い仕立て」と言う観賞がルーツとか。土を使用せず、水耕栽培の技術を使って作るので、室内でも楽しみやすいのが特長です。今回は、苔玉の球体の形状を生かした顔付きの苔玉を作りました。ヘルシースクールの一環として花育を取入れ、植物に対する愛着や優しい心を育むことに興味を持った様子でした。
修了式&歓送会
山崎製パン総合クリエイションセンター(千葉県市川市)にて修了式を行いました。
修了証を授与し歓送会を行いました。