7月26日(火)、第12回健康都市連合日本支部総会が千葉県流山市のキッコーマンアリーナで開催されました。
今回は、36市3団体の市長及び代表者が参加しました。
総会
総会には36自治体の市長や職員、協力会員の2団体が参加しました。
冒頭、日本支部長の長瀬北名古屋市長が「市民の健康を守り、評価し、健康に関する情報を共有しながら国内外でネットワークを構築してきた」と一年間を振り返り、さらなる発展を次期支部長に託しました。
平成28年度役員には、支部長に千葉県柏市長、副市部長に北海道網走市長と宮城県涌谷町長、監事に愛媛県八幡浜市長が推挙され承認されました。
また、新規加盟都市として鹿児島県南さつま市が紹介されました。
本坊市長は、平成27年11月に市制施行10周年を記念して「健康元気都市南さつま」を宣言したことに触れ、「ひとが元気、まちが元気」の実現に向け、加盟都市の先進的な取り組みを参考にしたい」と抱負を述べました。
一方、次期日本支部大会の開催地に北海道網走市が決定し、水谷網走市長が大勢の参加に向け、スポーツによる健康都市の取り組みや蟹に代表される「おいしいまち網走」をアピールしました。
議案議決後の活動報告では、健康都市連合事務局より中村事務局長が同連合の役員構成や会員数をはじめ、第7回健康都市連合国際大会の告知、部会や支部の活動、WHOの動向について以下の発表をしました。
2016年7月現在の会員数
正会員: 176団体。内訳は、オーストラリア(5)、カンボジア(1)、中国(33)、日本(35)、韓国(83)、マレーシア(1)、モンゴル(5)、フィリピン(12)、ベトナム(1)
準会員: 42団体。内訳は、NGO/NPO(26)、学術機関(9)、国の組織(4)、民間組織(2)、個人(1)
第7回健康都市連合国際大会
期間
8月28日(日)~9月1日(木)
場所
韓国の原州(ウォンジュ)市のオーク・ヴァレー・リゾート
メインテーマ
「わたしたちのまち、わたしたちの健康、わたしたちの未来」
サブテーマ
「ヘルシー・セッティング(場)」、 「すべての政策で健康を」、「高齢者に優しい都市」、「心の健康と自殺防止」、「生活習慣病予防」、「運動による健康増進」、「健康の社会的要因」 、 「禁煙都市」 、「セラピーによる癒し」
内容
WHO西太平洋地域事務局長による基調講演をはじめ、市長フォーラム、特別セッション、分科会・国際交流シンポジウム、総会・特別セッション、アワードの表彰式、視察ツアーで構成。
NGO健康都市活動支援機構はNGO枠の理事として理事会に参加するほか、国際交流シンポジウムの企画・運営を担当する。
NGO健康都市活動支援機構の報告
続いて、NGO健康都市活動支援機構の事務局が平成27年度の活動報告と28年度の活動計画を報告しました。 特に活動計画では「ヘルシーパートナーズ事業」を発表しました。
健康ボランティア団体の取り組みを行政を通じて当機構が支援する枠組みで、本年度のモデル事業として、北名古屋市での運動と食のコラボレーション事業を紹介しました。
ヘルシーパートナーズでは本ホームページを立ち上げており、各自治体に健康ボランティア団体の活動を中心とする情報提供を依頼するとともに、来年度からの事業への参画を呼び掛けました。