千葉県我孫子市
私たちの体を支えたり動かしたりするために欠かせないのが、骨や関節、筋肉などの運動器。これらの機能が低下すると体を動かしにくくなり、進行次第では寝たきりの状態になってしまうことも…。これはロコモティブシンドローム(通称ロコモ)といい、要介護状態の危険性を示す目安として、いま大いに注目されているワードなのです。
早期発見のための7つのロコチェック(我孫子市ホームページより)
□ 家のなかでつまずいたり滑ったりする
□ 階段を上るのに手すりが必要である
□ 15分くらい続けて歩けない
□ 横断歩道を青信号で渡りきれない
□ 片脚立ちで靴下がはけない
□ 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳2個程度)をして持ち帰るのが困難である
□ 家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
※上記のチェック項目に、1つでも該当するとロコモティブシンドロームの可能性があります。
ロコモは50代を境に表れてくる症状で、30代、40代からの予防が必要です。しかしロコモは徐々に進行しやすく自覚症状が少ないため、若く元気なうちは予防になかなか取り組めません。そこで、我孫子市リハビリテーション協会は、誰もが日常的に行えるロコモ予防の手段として「ロコモ予防体操」を考案!我孫子市は、平成25年度を“ロコモ予防元年”として、健康啓発イベントなどで普及させるための活動を始めました。
動きはゆるやか。でも筋肉や関節にほどよい刺激アリ。
ロコモ予防に期待がもてそう。
ロコモ予防体操は、あびこ市民の歌にのせて体を動かすご当地体操。筋肉や骨に適度な刺激を与えることができます。ハードなアクションがないので、年齢を問わず誰もがトライできるよう配慮されているのがうれしいところ。市内で実施された健康フェアでは、なんと地元のゆるキャラが保健師とともに体操の講師をつとめました。ゆるキャラにもできちゃう手軽なロコモ予防体操、ゆるっとチャレンジしてみてはいかが?
ゆるキャラでもできるロコモ体操の動画はこちら
問い合わせ先:千葉県我孫子市