「肥満は万病への静かな侵略者」と言われます。とくに、内臓脂肪の過剰蓄積は、血圧・血中脂質・血糖の異常を招き、動脈硬化のリスクを上昇。脳卒中や心疾患、糖尿病合併症などを発症しやすくし、健康長寿を阻害する要因になります。ところが、内臓脂肪は見えませんし、日常生活で測定する機会もなかなかありません。危険信号に気づきにくいものです。そんな中、スマホで簡便に内臓脂肪の大きさを“見える化”できるツールが現れました。第45回日本肥満学会の市民公開講座「“肥満症”の予防・改善で100年健康人生を考える」(主催:日本肥満症予防協会)に登場した、花王(株)のNAiBO®-eyeです。