健康都市連合

WHO欧州健康都市ネットワーク❸
健康都市連合 · 2024/04/08
オランダのユトレヒト市は約2000年の歴史を持ち、中世には宗教的中心地として栄えた。今も多くの歴史的建造物がその時代の雰囲気を色濃く残している。都市の特徴の一つが美しい運河だ。特に、ウェール運河沿いにはテラスを持つカフェやレストランが並び、市民や観光客にとっての癒しの場所となっている。 ユトレヒトは自転車利用の先進都市でもあり、アムステルダムやコペンハーゲン(デンマーク)と並び、自転車利用促進に向けた革新的なインフラ整備や都市計画に注力している。実際、ユトレヒトでは中心市街地への移動手段のうち自動車は15%にとどまり、60%以上が自転車利用という。(2019年、Copenhagenize Design Companyの調査) 特別講演の前半ではユトレヒト市公衆衛生部のBart Andriessen部長が「グリーンゾーン、ブルーゾーンで推進する健康都市」をテーマに、持続可能性とモビリティに焦点を当てた都市計画について講演した。

WHO欧州健康都市ネットワーク❷
健康都市連合 · 2024/04/08
国際交流プログラムの名古屋会場(ホテルメルパルク名古屋)では、最初に団長のDr.Kira Fortuneをはじめ健康都市連合日本支部長の櫻井義之亀山市長、WHO健康都市・都市政策研究協力センターの中村桂子所長(健康都市連合事務局長)が挨拶した。

WHO欧州健康都市ネットワーク➊
健康都市連合 · 2024/04/08
世界保健機関(WHO)は、健康都市プロジェクトの取り組みを1988年に欧州地域で開始した。以来、都市に生活する人々の身体的、精神的、社会的健康水準を高めるためには、健康を支える都市の諸条件を整える必要があるという認識のもと、保健医療部門をはじめ環境、住宅、建設、都市計画、産業、教育など様々な部門と協働したまちづくりを展開している。

健康都市デザイン指標の活用に関する研究
健康都市連合 · 2022/12/07
健康都市連合日本支部は「健康都市デザイン指標の活用」について、WHO健康都市・都市政策研究協力センター(WHOCC)(※)との機能連携により多面的に「健康都市度」を評価する指標を作成した。指標の活用により、健康都市に係る各都市の強みや弱みを明らかにし、施策の検討や魅力あるまちづくりの推進に寄与することをめざす。本稿では、第18回健康都市連合日本支部総会(2022年8月)で発表された本指標について報告する。(指標について学術的理解を深めるために開催された第1回~第3回オンラインセミナーの概要は、本誌10号及び11号を参照)

未来へ:最も健康で安全な地域に向けて ~西太平洋地域におけるWHO・加盟国・パートナーのビジョン~
健康都市連合 · 2022/03/31
本稿では、2021年11月にオンラインで開催された第9回健康都市連合国際大会(主催:健康都市連合中国香港支部)において、WHO西太平洋地域事務局長の葛西健(かさいたけし)氏が行った基調講演を掲載する。

WHOガイダンス「健康のための人工知能の倫理とガバナンス 」
健康都市連合 · 2022/03/31
WHOは健康のためのAI利用と倫理に関する包括的・国際的な指針を2021年6月に発表した。目的は、画像診断支援や手術支援、製薬など、医療のさまざまな領域で利活用が進むAIの適切な活用を促すことだ。公衆衛生をはじめ医学、法律、人権、技術、倫理などの専門家20人によるもので、9つの章と付章で構成されている。AIに伴う倫理的な課題やリスク、さらにすべての国でAIが公共の利益のために機能するための6つの原則を示している。以下、要約を示す。

感染症対策と健康都市
健康都市連合 · 2020/09/30
 新型コロナが蔓延する中、各国のリーダーは感染拡大を防ぐ一方で社会経済を動かさねばならないという、非常に困難なかじ取りを迫られている。政策レベルでの「人とまちと環境の健康づくり」を提唱する健康都市がこれまで以上に重視されるのは間違いない。どのようにパンデミックに対処し、ポストコロナにおける概念を打ち立てるべきなのか、東京医科歯科大学大学院教授でWHO健康都市・都市政策研究協力センター所長の中村桂子氏にインタビューを行った。



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